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シートベルトは一番頼りになる安全装置。運転席・助手席はもちろん後部座席も忘れずに着用したいものです。
シートベルトの効果
自動車が衝突する時、体には急激な加速度がかかります。そのとき、体を固定していないと、体が自動車の内部(ハンドルやフロントガラスなど)に衝突してしまう。
また、体が車外に放出してしまう場合もあります。それを防ぐために、シートベルトで体やチャイルドシートを座席に固定するのです。
現在の自動車の主流である3点式シートベルトでは、通常はベルトが動いて上半身を拘束しないようになっていますが、衝撃が加わると瞬時にベルトをロックし、上半身を拘束するようになっています。
なお、シートベルトは、2点式ベルトは骨盤に、3点式なら肩ベルトは鎖骨に掛けるようにするのが基本です。
これは、骨盤と鎖骨が比較的強固であり、最悪、骨折したとしても、それらの部位なら致命傷にはなりにくいからです。
シートベルトの機能は、これら骨盤や鎖骨を支点としてベルトの張力の範囲で衝撃の大部分を吸収するのであり、人体と接するベルトの面での衝撃の分散吸収は、あくまで補助的なものです(たとえば腹部にベルトを掛けていると、内臓などは比較的簡単に破裂してしまう)。
シートベルトの着用義務
日本においては道路交通法第71条の3により、一部の自動車を除き、自動車では、運転席及び前列シートに着座する際はシートベルトを着用しなければならない。
但し、疾病でベルトの着用が好ましくない者や、配送車両や緊急車両の運転者など、止むを無い場合は免責されています。
妊婦の場合も着用した方がいいですが、着用するときは、お腹に負担をかけないように、腰ベルトを腰骨の低い位置にかけ、肩ベルトを肩の中央から胸にかけ、ベルトがお腹にかからないように着用してください。
シートベルト着用有無の死傷者数
シートベルト着用有無別の致死率を見てみますと、運転席、助手席、後部座席、いずれにおいても非着用者の致死率が着用者の致死率より高くなっており、非着用者の致死率は着用者に比べ、運転席では24.7倍、助手席では25.3倍となっています。
後部座席におけるシートベルトの着用
平成19年6月20日に公布された「道路交通法の一部を改正する法律」により、後部座席のシートベルト着用が義務化されました。
後部座席は運転席及び前列シートに比べ安全に思えますが、意外と危険なのです。後部座席でも簡単に前席、天井、フロントガラスへ衝突したり、車外へ放り出されることもあります。後部座席におけるシートベルトの着用も重要なのです。
後部座席におけるシートベルトの着用率は、運転席及び助手席に比べ未だに極端に低いです。(平成17年調査 一般道8.1% 高速道路等9.8%)
平成17年中の後部座席同乗者に係る死亡事故の状況
・後部座席同乗者の死者224人のうち、車外放出による死者は51人(20.9%)で、うちシートベルト着用者は1名のみ
・後席同乗者の非着用者の致死率0.42%はは着用者0.11%の約4倍となっています。
後部座席におけるシートベルト着用の効果
・車外へ放り出されることを防ぐ
・前席、天井、フロントガラスへの衝突を防ぐ
・前席乗員への衝突を防ぐため、前席乗員の被害を軽減できる
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